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『齋藤孝の速読術』 齋藤孝

いつしか、ブログを書くことが面倒になって、つい放っておいてから、ずいぶんと時間が過ぎてしまった。もちろん読書をしてなかったわけではないが、ついついビジネス書が多くなってしまい、読了した本を記録することすら遠ざかってしまった。最近まとめて買った著者の本の中でも、この本に刺激されて、再び気負わず感じたことを記録していこうかという気になり、駄文を書きつづることにした。

速読術や速読法といった技術的な面ではなく、速読がもたらす効用を説いた本である。これで頭がグングンよくなる!の副題はいかにも著者らしく、気になるところを刺激する。速読・多読によって、どんな効果を得られるかが具体的かつ、わかりやすく書かれている。目から鱗というような発見よりも、本を読むということを楽しむだけでなく、もっと積極的に活かすような提案が多く、実務的な書である。

何しろ、読みっぱなしにせず、1冊1文でも、主要な概念だけでもしっかりとどめておくことが、面倒なようでも大切である。本を読んだときの理解力はABCの3段階に分けられる。読んだら終わり、内容も忘れ、何の役にも立たないCレベルから、要約することができるBレベル、自分の考えを付加してコメントをかけるのがAレベルだそうだ。要は、読みっぱなしにせず、かつ読んだ本を積極的に活用するために、例えば意識的に時間的制約を設ける、必ずそこから考え方や概念を取り出すよう意識するなど、読む行為を積極化する具体的な方策が提案されている。

具体的には、3色ボールペンを使い、大切な部分は赤、次に重要な点は青、主観的に面白いと感じた箇所は緑でマークする。またページ端を折り、インデックスとするなどアイデアフルだ。せっかく買った本だから、時間をかけてじっくりと楽しみながら読む本と、主要な2割を読んで、残り8割を理解する2割読書法を区別するなど、今後に活かせそうな考え方だ。特にビジネス書などは、2割読書で十分と思われる。

それぞれの本から、オリジナリティのある概念を理解し、のちのち使えるようにするには。自己の概念にとらわれす、様々な価値観の本に触れることの必要性。何をどう読むかということから始まり、キーワードをさがす、引用文をみつけるといった読み方から、小説、評論など種類による読み方、音読や呼吸法など、読書をとことん積極的に活用する著者独特の術が紹介されている。

速読といったキーワードに関連した幅広い読書術とそれをどう役立てるかということを、実践的かつ平易な語り口でわかりやすく説かれている実践書に仕上がっており、一度読めば、あとは目次を見るだけで思い出せる内容だ。さて、私としては、まずは本を読む行為そのものを目的化しないで、楽しみながら読む本、趣旨を取り出す本くらいに分けて、読んでいってみようかと思う。本の良さは、読了後の充実感を求めるだけでなく、有用な本であれば、とばし読みやエッセンスを抜き読む、比べ読むなどさまざまな楽しみがある。経験則で、書店に並べてある本、特にビジネス書は目次を読むことで、買う価値があるかないかを決めていたが、これはどうやら正しいようである。ビジネス書はとかく、中身の薄いものから、同じことの言い換えが繰り返されるものなど、買ってから、後悔することも多いので、自然についた見極め法といえる。



齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!齋藤孝の速読塾―これで頭がグングンよくなる!
(2006/10)
斎藤 孝

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まとめ【『齋藤孝の速読術』 】

いつしか、ブログを書くことが面倒になって、つい放っておいてから、ずいぶんと時間が過ぎてしまった。も

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